こうたん

I

こうたん【口端】

口のはし。 口の端(ハ)。

II

こうたん【後端】

後ろのはし。

⇔ 先端

III

こうたん【慷嘆・慷歎】

いきどおり， 嘆くこと。

「藩政の不振(フルワザル)を～しありけるが/新聞雑誌 6」

IV

こうたん【浩嘆・浩歎】

大いになげくこと。

「慷慨有志の士の深く当年を～する/佳人之奇遇（散士）」

V

こうたん【硬炭】

(1)不燃物質を多く含んだ， 悪質な石炭。 ぼた。

(2)無煙炭など， 硬質の石炭の総称。

⇔ 軟炭

VI

こうたん【荒誕】

〔「誕」はいつわりの意〕

おおげさで， でたらめなこと。 また， そのさま。

「古の歴史は～怪奇にして/雪中梅（鉄腸）」

VII

こうたん【降誕】

神仏・貴人・聖人などが生まれること。

「キリストの～」

→ ごうたん（降誕）